【投資 初心者 勉強】ローソク足の組み合わせ中級以上天井編
おはようございます。
先日お話しさせていただきました、上昇編はいかがでしたでしょうか。だいぶローソク足への理解が深まったと思いませんか。理解が深まるともうすでに投資をされてる方は特に感じてると思いますが、なんで今までこのようなところで売買していたのだろうという考えが浮かんでくるはずです。まさにそれがレベルアップしてる意味になるのです。
では本日の題材、天井編についてお話しさせていただきたいと思います。
・三空踏み上げ
上昇相場の時に陽線が4本連続出現し、各陽線の間に窓がある状態。この連続窓開けは買いの勢いがあり、買いエントリーが殺到している、上昇を疑わない時に出る。ただし注意したいのがこのパターンは値崩れを起こしやすい。
・新値八手利食い線
しばらく上昇が続いて上方に窓が出る、その後も連続で高値を更新する途中で十字線が出現する。高値が更新され続けることで、上昇相場への期待が強い。ただし上で十字線が出ることで買い、売りが拮抗し始めるため下落に転じると相場が下落する可能性が出てくる。
・行き詰まり線
上昇相場の途中で大陽線が出た後、その引値より下で寄り付き、陽線引けが高値更新しなかった。大陽線が出てその後も陽線で、さらに上昇期待が出るも高値が更新されずに上昇への期待値は下がる。行き詰まりになり陰線が出た場合には下落になる可能性が高くなる。
・三羽ガラス
陰線が前の陽線の引け値より下から始まり、陰線が3本連続した状態。(2〜3の陰線の寄り付きは前回の引け値を上回る)この場所は投資家が下落するという不安を抱くところ、だが強気の投資家はここが押し目買いの場所とも考える。ただし相場上昇は難しく下落になる可能性が高い。
・首吊り線
長期の上昇相場で陽のカラカサが窓明けの状態。上昇期待からまだが出るも、一時的な下落で不安が広がるが、高値引けで更なる上昇期待。ただしこの後に上昇の勢いがなくなる、もしくは陰線が出た場合には下落する可能性が高くなる。
・上位の上放れ陰線
上昇相場の途中に窓あけ、上で寄り付きしたが前の引け値より上で陰線日消した状態。上で窓開けで上昇期待するがジリ安で引けたことで期待値が下がるが、引け値は前の終値を終値を上回ってるため焦りはない。ただし上昇は難しく、相場は目先反落、調整の可能性がある。
・宵の明星
上昇相場の時に、前後のローソク足との間に窓が出る。(真ん中の遊離した陽又は陰のコマは星)上放れ窓開けで上昇期待をするが、下に窓開けで期待が少なくなる。上昇は難しく、相場は反落する可能性が高くなる。
・陽の陽はらみ
上昇相場の時に、大陽線が小陽線をはらむ状態。買い注文が集中して大陽線が出現。高値は更新していないが、陽線引けになり、上昇期待はまだ残る。ただしこの形は潜在的な売り勢力があるため、反落になる可能性が高くなる。
・最後の抱き陽線
上昇相場の時に大陽線が前の小陰線を抱いた状態。高値圏での利食い売りで相場が少し休むが、その後大陽線が出現することで上昇期待が高まる。この後に買いが入らない場合には大幅上昇は一過性になり反落する可能性が高くなる。
・抱き陰線
上昇相場の時に小陽線をその後大陰線が抱いた状態。ここまで買いを進め買い手の期待がなくなる、相場が高値圏のため警戒感が出て売りが始まる。上昇期待はなくなり、下落が継続する可能性が高くなる。
・つたい線の打ち返し
上昇相場中に陽線引け値から安寄りして陰線になり、その後も陰線。連続陰線の後に突然、大陽線が出現する状態。連続陰線で期待値は下がるが大陽線が出て安堵する。ただしこの形は大陽線のあとに陽線が続かない限り、反落する可能性も高いパターンである。
・放れ五手赤一本
上昇相場中に窓を開けて上放れした後、ローソク足の横ばい(もみ合い)が続き大陽線が出現する状態。ローソク足が飛び更なる上昇を見込むものの、売りともみ合い後に大陽線が出て買い手は再度安心する。この横ばいを抜けない場合には下落に転じる可能性が高くなる。
・放れ七手大黒