【投資 初心者 勉強】5日線と20日線のはなれで売りを狙う
おはようございます。
皆さんどうでしょうか、なんとなくチャートの動きが理解できてきたと思います。理解できていなくても心配しないでください。繰り返しやることでできるようになります。
それでは、本日の本題5日線と20日線のはなれで売りを狙う方法について解説させていただきます。
・買いと同様、100日線の位置に注意するべし
売りを狙うパターンも2つです。
パターン1は、上から100日線>20日線>5日線という移動平均線の並びです。典型的な下落トレンドと言っていいでしょう。上昇トレンドで説明したように、下落トレンドでも、はなれ後が売りを仕掛けるポイントになります。図ではAかBがエントリーポイントになります。
100日線が短期線の上にあり、この下落は当分、続くと思われます。
このような移動平均線の並び方では、いきなりの上昇は考えにくく、多少の上昇に慌てることなく、売りを保有していける状況になります。
・下落トレンド中の一時的な上昇の可能性
続いてパターン2です。こちらもパターン1同様に、はなれ後のAかBで売りエントリーをします。
パターン1との違いは?もうお気づきかと思いますが、100日線の位置です。
パターン2では、100日線の上で5日線、20日線が動いています。下落トレンドであっても、5日線が20日線を抜けば移動平均線の並びは、上から5日線>20日線>100日線となり、上昇に転じてしまう可能性があります。
ここまでトレードで利益を上げる、エントリー方法を解説してきました。トレードも他のものと同じですが、確実に自信があるところを狙っていくのです。
・実際のチャートを使い見ていきます
では、実際のチャートを見てみましょう。
日経225の日足チャートになります。
上昇、下落ともに60日線が100日線を交差する前から、交差して株価が動き出し、はなれ後はトレンドが明瞭になっています。
はなれ後にエントリーすれば、高精度で利益を狙っていけるのです。
本日はいかがでしたでしょうか。少し理解をしても油断をせずに勉強を続けてください。
【投資 初心者 勉強】パターンで覚える勝てるエントリーポイント
おはようございます。
先日の100日線の使い方に関して理解できましたでしょうか?一回で理解できたとしても、繰り返し勉強をすることをお勧めします。それでは本日の題材のパターンでエントリーポイントを探すについて解説していきます。
・売買には限りなく必勝に近いパターンがある。
移動平均線でトレンドを確認したら、いよいよエントリーです。エントリーポイントを見極めるにも、移動平均線を使います。使うのは、5日線、20日線、100日線。買いも売りも、移動平均線の動きと位置を見ます。
買いのエントリーは、上昇が持続すると高精度で予測できるポイント。売りのエントリーは下落が持続すると高精度で予測できるポイントになります。
お金を稼げるポイントをパターン化しましたので見でください。
・5日線と20日線のはなれで買いを狙う
買いも売りも、5日線が20日線に近づいて離れていくのが重要な役割を果たしています。
まず、買いを狙うエントリーポイントのパターンからお話します。買いを仕込むのですから、上昇トレンドでのエントリーになります。パターンは2つあります。パターン1は上図をみるとわかると思いますが、上から5日線>20日線>100日線という移動平均線の並びです。典型的な上昇トレンドと言っていいでしょう。この上昇トレンドでは、5日線と20日線が右肩上がりに並んでいます。途中で並走していた5日線が下を向き、20日線に近づくものの、下に抜け切らず再び上を向いた後が買いを入れるポイントになります。AかBがエントリーポイントですね。
パターン1では、100日線が短期線の下にあり、この上昇はある程度、安定したトレンドと思われます。このような移動平均線の並び方では、急落はあまり考えにくく、上昇していた株価が一時的に下落すること(押し目)はあっても、上昇がしばらく持続すると予測できます。
続いてパターン2です。下図を見てください。
パターン1と同様、AかBのようにはなれの時にエントリーします。では、パターン1との違いは何処でしょう。そうです。100日線の位置がパターン1と違いますね。パターン1では、100日線は5日線、20日線の下にありました。ところがパターン2では100日線は5日線、20日線の上にあります。ここが大きな違いです。
パターン1を上昇トレンドの安定型とすれば、パターン2は不安定型になりますね。パターン2は順調に上昇していくとは考えにくいのです。
ですから、このようなパターンではエントリーしても、翌日、陰線が出たり、上ヒゲの長い陽線(上ヒゲが長いのは高値と終値に開きがあり、売り圧力が強まって下落して終わった可能性)が出たり、チャートに怪しい動きが出たら、すぐに手仕舞いをしたほうがいいでしょう。
本日はいかがでしたでしょうか。本来であれば続けて売りの解説もしようと思ったのですが、一気に全て書くと頭の中がゴチャゴチャになる可能性が高いので、売りについては次のブログに書きたいと思います。
【投資 初心者 勉強】トレンドの初動を知る
おはようございます。
これまで解説しました事は理解できましたでしょうか。一回目で理解できなかったとしても、繰り返し考える事で理解できるようになりますので安心してください。
それでは本日の課題トレンド転換の衝動について解説していきます。みなさんはトレンド転換は何処になると思いますか。作戦を決めるのにこのトレンド転換を知ることは非常に重要になってきます。
本日使う移動平均線ですが、5日線が赤、20日線が緑、60日線が青、100日線が紫になっています。
・短期戦と長期線、株価の位置から初動を察知
100日線ですが、短期線と異なり、株価の動きにゆっくりと反応していきます。実際に株価が上昇を始めても100日線が上向きになるまで少し時間がかかるのです。
反応が遅いというと、デメリットのように感じる人がいるかもしれません。ところが、デメリットどころか、この性質を利用すればトレンドの初動を察知し、早い段階でエントリーすることができるのです。
では日経225のチャートで説明していきます。
下図の1つ目のチャートは、100日線だけのチャートです。100日線は下落トレンドを示す右肩下りから平坦になっていきました。平坦ということは上がるか、下がるかトレンドが変化するという予測が立てられます。では2つ目のチャートを見てください、ローソク足と5日線、20日線を加えてみたものです。
100日線の上には5日線、20日線があります。そして上昇したもののローソク足が5日線の下になり、5日線と20日線に近づいていきます。
しかし5日線は基本、右肩あがりの上昇トレンドを維持しています。100日線も平坦か少し上向きになっています。もし5日線が20日線と交わっても下に抜けずに、再び上昇するようなら、買いを入れるチャンスととらえることができます。
・チャート1日経225
・チャート2 ローソク足と5日線、20日線を表示したもの
100日線が右肩下がりから平坦になっていく辺りが上昇トレンド転換のエリアと言っていいでしょう。監視対象にする価値はあります。その後は5日線が20日線にタッチしたものの、再び上昇。ローソク足も5日線の上になり、買えるポイントがきてエントリーします。
では、売りを狙うならどうするのか。
同じ日経225でやっていきます。
下図をみると、それまで続伸していたのが、5日線が20日線の下に抜け、下落トレンドに転換しそうです。売りを狙えそうです。ついに100日線の下にローソク足が落ちてきました。
では、ここで売りますか?はい、と答えた人はバツになります。初級者は、慌ててはいけないのです。ここでは下落トレンドに転換したとは言い切れません。まだトレンド転換前なのです。下落とまでは言い切れなくても、ある程度確信が持てるまで待ちましょう。ただし中級者以上であれば、下落転換しそうな予兆の段階で試し玉を入れて様子を見るのも一つの作戦になります。
・初級者は下落トレンドになるまで待て
なぜ、ここでは確信が持てないのか?
短期戦が100日線の上にあるからです。
下図をみると100日線の下に20日線、5日線と並び、移動平均線の位置も下落を示しています。そして、陽線が出るも5日線の上に出ることができずに、あえなく下落してしまいました。ようやくトレンド転換したと言えそうです。売りを仕掛けてもいいでしょう。
ただ、このポイントより、高精度で下落が判断できるポイントがあります。それは5日線の下で株価上昇して、それにつれて5日線も上昇、20日線を抜きそうになるも、抜けずに終わってしまう所がポイントになります。
・100日線、60日線で転換前を知る
さて、トレンド転換前ですが、100日線だけでは分かりづらいかもしれません。トレンド転換前を教えてくれる物があります。
100日線と60日線の位置からトレンド転換前を予測する技です。
上昇・下落トレンドにおける移動平均線の位置を思い出してください。上昇トレンドでは短期線が長期線の上にあり、下落トレンドでは短期線が長期線の下にありました。
これを100日線、60日線の位置関係で見ると、以下のようになります。
a.上昇トレンド:100日線の上に60日線
b.下落トレンド:100日線の下に60日線
下落から上昇トレンドに転換する際、それまで60日線の上にあった100日線は60日線の下にくるのが通常の動きになります。下落から上昇へのトレンド転換はこの逆になります。
・転換後は100日線と60日線が交わったとき
100日線も60日線も、5日線や20日線に比べると株価の動きにはゆっくりと反応していきます。ですから、たとえ株価が激しく上下して、トレンドが転換するとしても、100日線と60日線がいきなり急角度で上向きあるいは下向きになることはほとんどありません。ゆるやかに上昇、下落していきます。
たとえば下落から上昇へと転換する場合、上にあった100日線が急降下して60日線を抜くとは考えられないのです。100日線は緩やかに下向きになり、やがて60日線に近づき並行になり、その後、60日線を抜いていくという動きになります。
下図を見てください。
・100日線と60日線でトレンド転換前を知る
100日線(紫)、60日線(青)になります。
上昇から下落のケースも同じです。60日線と100日線が接近して並行し、やがて100日線が60日線を下から上に抜いていくのです。
ここで質問です。トレンド転換する前の100日線と60日線の動きに共通する出来事とはなんでしょう?
答えは並行から交わるです。
これが転換前になります。つまり、100日線と60日線の距離が近づき並行になっていたら、転換前と判断できるのです。そして、トレードをする準備をして、転換を待ってエントリーです。
移動平均線にローソク足を加えた、実際のチャートで見てみましょう。
・日経225の日足チャート
100日線と60日線が並行している所にローソク足を入れてみると、チャートのように下落から横ばいになり、上昇が始まっています。60日線が100日線に近づいて交差しました。そして交差してからは、上昇トレンドに確信が持てるような株価の動きになりました。この先100日線と60日線の交差後の株価と移動平均線の並びをみると、このようになります。
上から順に株価>5日線>20日線>60日線>100日線の並びになり、上昇トレンドに転換しました。
本日はいかがでしたでしょうか。理解できなかった場合には、繰り返し記事を読んでいただき、チャートを自分で見て勉強してください。今後もよろしくお願いいたします。
【投資 初心者 勉強】100日線を使いトレンド予測をする
おはようございます。
本日は100日線を使い、トレンド予測の精度を高める方法についてお話ししていきたいと思います。
・100日線で株価の大きな流れを把握する
5日線、20日線は株価の動きに素早く反応して上下するので、短期のトレンドを予測するのには最適の指標と言えるでしょう。では100日線では何が判断できるのでしょうか。
100日線は長期のトレンド、つまり株価の大きな流れを示してくれます。大きな流れを知っておくのは、実はトレードをするうえでとても大切なことです。短期売買だから関係ないと思って、100日線の存在をおざなりにしてると痛い目に合うかもしれません。例えば、5日線、20日線が上向き(上昇トレンド)だと判断をして買いを入れたとします。上昇が続くものと勝手に思い込んで油断をしていら、下落トレンドに転換してしまった、そんな経験をした人はいると思います。
その反対に5日線、20日線が100日線の上にあれば、それまで続落していても、上昇トレンドの途中の下落かもしれません。
デイトレードは別として、たとえ短期売買でも長期線の位置を確認する習慣をつけましょう。5日線、20日線、100日線の位置で一時的な上昇か、あるいは下落かを確認して、もし、そうなのであれば早めの手仕舞いをしましょう。私はトレードをする前には、100日線の位置を確かめています。買いを狙う時なら短期線下に長期線があれば、ある程度安心してトレードできます。トレード金額が大きくなればなるほど、100日線の位置は重要なポイントになります。
・大量の売買が背景にある100日線
では少し100日線についてお話しをします。
まず100日線とは、どのような移動平均線なのか。
100日線は、直近100日間の終値の合計を100で割った移動平均線です。5日線、20日線と異なる点はなんでしょう。
まず期間の長さと言う答えが思い浮かぶと思います。そのほかにも重要な違いがあります。
それは100日線を作り上げてるのが、5日線や20日線に比べ、はるかに大勢の投資家の売買だと言うことです。何十万株、何百万株の取引、売りたい、買いたいといった需給や投資家心理の結果が100日線になっているのです。
つまり、100日線の上向き、下向きという傾きが示すトレンドの背景には圧倒的多数の投資家がかかわっている。その平均値だからこそ、信頼性や再現性、普遍性があるということです。1000株、2000株、あるいは10人、20人の売買でできたトレンドは何かの拍子に1万株の売買があればすぐに変化しかねません。しかし、何百万株の売買から生まれたトレンドは1万株が増えても、減っても、さほど変化することはないと言えます。
ですから、100日線は大崩れしないし、トレンド予測するのに信頼できるツールなのです。
・100日線の傾きとローソク足で作戦を練る
それでは、100日線を使ったトレンド予測をチャートを使って説明します。
日経225の100日線です。上図をみると、下がっていますね。このチャートからトレンドは下落と予測できます。もし、100日線の下にローソク足があれば、ほぼ下落トレンドと思っていいでしょう。下落トレンドの間は売りで戦おうと戦略を立てられます。
ローソク足を表示してみると100日線の下にありました。売りで戦えると判断できます。ただし下落トレンドが4ヶ月以上続いてたら、上昇へと転換することも考える必要もあります。あとは5日線、20日線を表示してエントリーポイントを探します。
下図を見てください。
100日線を見てどう戦うか考えてみましょう。
100日線は上向きになっています。買いでエントリーできそうです。ローソク足も100日線の上にあります。ここは買い戦略になります。ただしここも5日線、20日線をみながらエントリーポイントを見つけていきます。
本日はいかがでしたでしょうか。100日線についてと使い方が少し理解できたと思いませんか。色々分かり始めるとトレードが楽しく感じてくると思います。
【投資 初心者 勉強】高精度でトレンドを予測するアイテム
おはようございます。
先日は勝つトレードをするには何をすればいいのかお話ししました。そうです、ストライクゾーンだけを狙っていけばいいのです。
本日は高精度のトレンド予測をするアイテムについてお話ししていきたいと思います。高精度のトレンド予測に使うアイテムは移動平均線になります。その移動平均線はどのように活用するのか。
・移動平均線の傾きでトレンドを判断する
前にも少しお話ししましたが、移動平均線は一定期間の株価の終値の平均値を繋いだものです。私が基本的に使っているのが5日線、20日線、60日線、100日線になります。
5日線は5営業日で1週間、20日線は20営業日で約1ヶ月間、60日線は3ヶ月間、100日線は約半年間になります。
移動平均線は終値の平均値をつないだものだと説明いたしました。5日線なら、4日前から当日の終値まで5日間の終値を足し、5で割った平均値を毎日計算して結んだ線になります。
それでは移動平均線が示す終値の平均値の推移には、どのような意味があるのかを考えます。
終値は、その日の取引終了時点での株価です。移動平均線が右肩あがりなら、平均値よりも高い株価で買った投資家が多いことになります。買いたい投資家が増えて来れば株価は上がり、移動平均線の右肩上がりは持続します。
反対に買いたい投資家が少なくなり、売りたい人が増えてくれば終値は前日より下がります。ですから、移動平均線は右肩下がりになっていきます。
売り買いが交錯する横ばい局面では移動平均線の傾きも、右肩あがりか右肩下がりかと行った一方向にはならず、短期の5日線などの上下する動きはあるものの、基本は横向きになります。
このことから言えるのは
a.移動平均線が右肩上がりなら:上昇トレンド
b.移動平均線が右肩下がりなら:下落トレンド
c.移動平均線が横向きなら:横ばいトレンド
ローソク足がゴチャゴチャして株価の流れが分かりにくい時は、移動平均線だけにしてみるとトレンドがわかりやすくなるのは、株価の流れと移動平均線の傾きに、このような関連性があるからなのです。
・株価と移動平均線の並び方でトレンドを予測する
a.上昇トレンドの移動平均線
上昇トレンドでも下落トレンドでも、移動平均線には長期移動平均線(長期線)より、短期移動平均線(短期線)の方が、株価の動きに早く反応する性質があります。60日線よりも直近5日の平均値の方が、相場の動きに敏感に表します。ですから、株価が上昇へ転じる時には最初に5日線、次に20日線、60日線、100日線という順番で上向きになっていきます。
下落に転じるときも、5日線から反応して下向きになっていきます。
また、上昇トレンドではローソク足(株価)は移動平均線の上に、反対に下落トレンドではローソク足は移動平均線の下に位置することが多くなります。
ローソク足と移動平均線の並び方をまとめると、次のようになります。
a.上昇トレンド:上から順に、ローソク足、5日線、20日線、60日線、100日線の並びになります。
b.下落トレンド:上から順に、100日線、60日線、20日線、10日線、ローソク足の並びになります。
本日はいかがでしたでしょうか。次のブログではさらに深掘りしていきます。話がくどいなんて思わないでください。移動平均線はトレードを成功に導く重要なツールです。移動平均線についてはとことんやりますので飽きずについてきてください。投資の勉強とは同じことを繰り返し勉強をすることです。次回も楽しみにしていてください。
【投資 初心者 勉強】勝つトレードをするには!!
おはようございます。
本日は勝つトレードをするのに何をすればいいのかをお話しさせていただきます。みなさんは勝つためのトレードはどのようなトレードだと思いますか?
その答えはストライクゾーンだけを狙えばいいのです。
優秀なトレーダーほど、ストライクゾーンを狙っていきます。つまり上昇か、下落か、判断のつかない局面では手を出しません。トレンドがある程度クリアになった局面だけを狙ってトレードをします。このようにストライクゾーンだけを狙っていくのは簡単そうに聞こえると思いますが、ストライクゾーンでも様々な変化球が存在します。
変化球も気になると思いますが、まずはストライクゾーン、そうではない所(ボール球)を見極める技術がなければ、話にならないでしょう。その技術について説明させていただきます。
・トレンドを予測し、売買ポイントを知る
私がトレードを始めた頃、投資で利益を上げてる人に一番聞きたかったのはどの時点で買っているんですか?ということでした。
押し目(上昇していた株価が一時的に下落するタイミング)か、前の高値を抜けた所か、あるいは大陽線(過去のローソク足よりも大きな大陽線)が出現した翌日か、どこでその銘柄を買っているのか、または売っているのか、そういうのが非常に気になりました。
株価の動きを観察してきた銘柄があるとします。株価は横ばいから上昇が始まりました。トレンドの転換を確認してから、買いを入れようと思っていたら、連日の上昇。押し目買いをしたくても、そろそろ天井かもしれない、前の高値も気になるしなど、気になることがいろいろと出てきて、怖くてエントリーできません。何もできずに高騰している株価を見てあの時に買っておけばよかったと思うことはあると思います。
どこまで待って、どこで買うか、あるいは売るか?その判断ができずに、儲けるチャンスを逃してしまう人、反対に慌ててエントリーして失敗してしまったという人も多いかと思います。
前にもお話ししたと思いますが、株価には下落、横ばい、上昇があり局面が転換する時には移動平均線の動きに一定のパターンがあるとお話ししました。そうなんです、チャートは繰り返すのだから、そのパターンを学習すれば上昇か、下落か、株価の流れが読めるようになり、売るか、買うのかの戦い方、さらにエントリーや手仕舞いのポイントが見えてくると思います。
本日はいかがでしたでしょうか。もう一度チャートをよ〜く見てください。そうすると私のお話ししましたことが見えてくると思います。今後も無理なく情報を提供していきます。何故一気に書かないのか、それは一気に書くと情報が正しく理解されないからです。いろんな所に手を出しすぎてわからなくなると、上達する速度が一気に下がります。私は確実に皆様にお伝えして、正しく覚えていただきたいのです。
【投資 初心者 勉強】トレードに勝つのに必要な道具
おはようございます。
先日の待つに関しては理解できましたでしょうか。投資をするにあたり待つことは非常に重要になってきます。(ただし待ちすぎもよくないです。)本日はトレードに勝つのに必要なものを解説させていただきます。
・チャートを見るときに必要なアイテム
チャートを見る時に必要な物は移動平均線、局面、節目、前の高値、前の安値になります。この道具を駆使して株価の動きを予測し、エントリーポイントや利益確定を判断して、トレードをしていきます。
①一定期間の終値の平均値
それは移動平均線になります。移動平均線は、一定期間の株価の終値の平均値を表します。私は基本5日線、20日線、60日線を頻繁に使います。(時々100日線も使います)この3つの平均線の並び方や傾きから株価の方向性を探り、予測を立てます。60日線は最終的な確認が必要な時に確認します。ローソク足の陽線と陰線が上下して並び、株価の流れが把握しにくい時は、ローソク足を消して、移動平均線だけにしてみると流れが、上昇、下落、横ばいと分かりやすくなると思います。(基本週足、月足、時間足も同じ5、20、60を使います)
②下落、横ばい、上昇の局面
前にローソク足の組み合わせの時に上昇、下落、底、天井を分けて解説させていただきました。本日からは底と天井を横ばいとさせていただきます。株価には下落、横ばい、上昇のように繰り返し行われます。(この3つの組み合わせは様々で、時には上昇、横ばい、下落という形もあります)
下落局面は売りたい人が増えていく状態、上昇局面は反対に買いたい人が増えていく状態です。初心者にとっては、下落局面と上昇局面が利益を狙いやすい局面になります。
初心者に最も厄介なのは横ばいの局面になります。売りたい人と買いたい人が入り乱れ、売買が交錯して方向性を捉えにくい局面になります。初心者の時はこの横ばいエリアをやらない事をおすすめします。横ばい期間は勉強をしっかりとした後にしましょう。上級者になれば、値動きの上限と下限を予測して、下限で買い、上限で売るというトレードもできるようになります。
③投資家が意識するキリのいい株価
投資家が意識するキリのいい株価は節目になります。節目とは株価の流れが転換する起点の株価を言います。節目にはキリのいい株価、前の高値、前の安値がありますが、一般的に節目というとキリのいい株価を指すことが多いです。キリのいいとは1000円、1500円など端数のない数字です。キリのいい数字は、投資家が意識するもの。1490円より1500円で利確しようと考えるのです。このキリのいい株価は上昇相場では上げどまり、下落相場では下げ止まりのポイントになりやすいです。
④株価上昇の壁になりやすい
株価の上昇の壁になりやすいものは前の高値になります。株価が上昇を続けるのには、前の高値を超えていかなければなりません。何回か高値に近づき、それでも超えられないと下落トレンドに転換することがあります。
⑤株価下落の底になりやすい
株価下落の底になりやすい前の安値。下落する株価が前の安値で下げ止まると下落トレンドは終わりを迎え、上昇へと転換することがあります。前の高値を超えられずに下落しても、前の安値を割らずに上昇、または前の高値にぶつかって下落を繰り返すと、局面は横ばいになります。
本日は以上になります。初心者にとっては横ばいのエリアは非常にやりにく場所になります。何故ならここは買いと思ってエントリーをするがすぐに下落して、さらに下落になったのでエントリーすると上昇するという悪循環になります。大抵の初心者はそこで心が折れて、売買するのが怖くなりチャンスの所でエントリーできなくなるのです。しつこいと思いますが、心が折れないように横ばいの所はやらない事を最初の頃はおすすめします。(私も初心者の時はそうでした)