【投資 初心者 勉強】ローソク足の組み合わせ
おはようございます。
以前ローソク足の基本形のお話しをさせていただきました。その時に少しだけ組み合わせもお話ししました。それは包み線、はらみ線の2つになります。本日はその組み合わせをさらにお話しさせていただきます。
・被せ線(前のローソク足に被さる)
前の大陽線の引け値より高寄りしたものの、引け値では前のローソク足の実体の中に入り込む大陰線。特に前の陽線中心以下での陰線は、それまでの買い勢力が押し戻された。下値への転換となる時が多い。
・出合い線(終値が合う)
安寄りして結果陽線で終わるが、前日のレンジに戻れないもの。
・入り首線
前日のレンジに食い込むが、前の日の実体の中心よりは下で終わるもの。
・差し込み線
入り首線の陽線が長いもの。この3つ(あて首、入り首、差し込み)は買いの反撃はここまでということで、戻り売り、更なる売りになる事が多い。
・切り込み線
前の大陰線の中心を上抜く大陽線となります。被せ線の逆のパターンです。買い勢力が強い、買い転換を暗示する。
・たすき線
上記は星の基本、下図は星の組み合わせ
a.三川宵の明星
b.三川宵の十字星
c.三川宵の流れ星
d.三川明けの明星
並び赤は買いの力が強く飛んだ事。(強いトレンド)
・並び黒
寄り付きから安くさらに安くなるが、引けにでは長い下影陽線になる。下落後にこれが出た場合には底になる事が多い。
・首吊り線 ・トウバ(塔婆)
長期上昇後に、さらに上放れて寄り付くが、今度は買いの利食い売りに下押し、その後押し目買いに反発し下影をつけたもの。(首吊り線)
窓を開けて上昇したものの、引けでは結局小さい陰線となるのをトウバといいます。高値圏でトウバが出た場合は、上げ止まりのサインとなる可能性が出てきます。
・毛抜き天井
2日連続で同じ高値となった時は高値の行き詰まりを示唆します。
・毛抜き底
毛抜き底は毛抜き天井の逆で2日連続で安値が同じ場合には下値の行き詰まりになる。
・窓、空
大抵の人は窓と呼ぶもの。横ばい(ボックス圏)の終わりに出るのは、横ばいを抜けてトレンドの開始合図になる。
本日はいかがでしたでしょうか。ローソク足の組み合わせだけでもこのくらいあります。勉強をすることは多いですよね。ローソク足の組み合わせの呼び名も色々とあります。それを全て完璧に覚える必要はありません、特に呼び名に関しては覚えなくてもいいです。覚えるのはどの形がどういう意味をもつかです。呼び名は自身が覚えやすい呼び方でいいと思います。なぜなら呼び名を覚えるのに時間を割かれるより、その時間をローソク足のパターンを覚えるのに使った方がより効率はいいと考えています。実は私も呼び名は全て覚えてるわけではありません。